パソコン活用法22

 

非公開のホームページによる「子供達の共有アルバム」

 梅 村  透     

 「シュートは2本に1本は決めろ!」、「ファールは3回まで!」。小学生が選手となっている前橋市関根町ミニバスケットボールチームにおける試合開始前のコーチ(筆者)のいつもの指示です。
 子供達にはそのように指示したものの、自分の中学生当時のシュート成功率は、どうであったか。5回ファールで退場したことはなかったか。当時のスコアブックをどうしても見たかったので、スコアブックを追跡調査しましたが、行方不明です。今になって、スコアブックはとても大切な「子供達の共有アルバム」であることに気付きました。

 そこで、選手が大人になったとき、小学生時代のスコアブックや写真或いはデジタルビデオで撮影した試合そのものをいつでもどこでも簡単にパソコンで見られるよう、パスワードで保護された非公開のホームページ作りに取組んでいます。
 スコアブックについては、エクセルで作成しました。試合中にノートパソコンに入力することが理想ですが、ベンチでノートパソコンを開いているとボールが直撃する可能性がありますので、紙のスコアブックに記載し、試合後にパソコンに入力し、アップロードしています。副産物として選手ごとのシュート成功率や年間成績も簡単に算出できるようになりました。

 スコアブックや試合の写真を非公開のホームページで一元管理し、毎年そこへデータを追加することにより、当該ホームページがチームの「歴史」にもなります。20年も経過し、次世代の子がチームに入れば、親子でシュート成功率を比較するということも可能となります。
 もちろん、この「子供達の共有アルバム」は、ミニバスに限らず、少年野球や少年サッカー等においても活用可能です。子供達がパソコンと格闘し、主体的にチームの「歴史」を記録することが理想です。

(群馬県町村会事務局職員)