花と湯の町なかのじょう

中之条町 山崎 朗

本年4月1日、中之条町は町全域が過疎地域に指定されました。
 当町だけでは無いと思いますが、全国で人口の減少化が急速に進んでおり、このまま何もしなければ更なる衰退の一途をたどる他ありません。
 幸いにも当町には美しい自然と豊かな温泉(9地区)があり、これらの資源を有効活用して町の活性化を図る取り組みを推進しています。
 キャッチコピー「花と湯の町なかのじょう」は、花でお客様の心を癒し温泉で体を癒していただく事をコンセプトとして、観光に花を取り入れた様々な事業で交流人口の増加を図っています。
 今回、その一端について紹介いたします。
 初めに、「平成27年度花と緑のぐんまづくり」が中之条町で開催されます。本来、このイベントは群馬県花と緑のぐんまづくり推進協議会が都市を中心に開催するものですが、吾妻地域には市が無いため誘致できたものと思います。
 メイン会場「花の駅美野原」、サブ会場「花の駅花楽の里」、「ふるさと交流センターつむじ」、その他町をあげて多くのお客様をお迎えします。メイン会場「花の駅美野原」は、町がJAあがつまより譲り受けた施設(旧薬王園)で、「花と湯の町なかのじょう」のコンセプトの基、花で心を癒していただく公園として本年4月にリニューアルオープンしました。また、サブ会場「花の駅花楽の里」は六合地区にある施設で、今までは通称「花楽の里」としていましたが、やはり、花で癒しを提供する施設の呼称「花の駅」として統一しました。その他町内各所で多くのお客様をお迎えするため準備を行っています。

 次に、花の駅間を結ぶ道路沿線(約20キロメートル)に花桃を一万本植栽して日本一の花桃街道を目指し整備しています。
 この事業は、旧六合村との合併が両町村民にとって合併して本当に良かったと思えるため、植栽やその後の管理について行政区を始め、地域の団体や個人の方のご協力を頂き協働のまちづくりの中で進めています。
 花桃1万本の植栽計画は平成24年度に千本、平成25年度に3千4百本植栽しました。今年度は6千6百本植栽する予定で合計1万本以上になります。
 花桃は源平桃という品種で、赤、白、ピンク三色の咲き分けをする花です。今年は一昨年に植えた花桃が咲きました。1本の木に凡そ30〜50輪程の花が咲きましたが、中には白一色や、ピンクと白しか咲かない物も有り、どのような街道になるか将来が楽しみです。
 ぜひ、皆様も花と湯の町なかのじょうにお越し下さいますようお待ち申し上げます。

(広報『群馬自治』平成26年7月号掲載)