神 流 の 涼

神流町 新井 岩男

神流町を西から東へ流れる神流川は関東屈指の清流として知られています。昨年は関東一の清流としてランクされました。そんな河川を利用して始まったイベントが「神流の涼」です。平成21年に神流川万場地区の河川に観光梁を作り河川敷で鮎の塩焼きを販売したのが始まり。翌年この関東屈指の清流で川遊びを安全に楽しめないかと企画されたのが「神流の涼」なのです。
 神流川の本流から幅3m長さ180m深さ30cm人工の川を作り、タイヤチューブ(無料貸出)で安全に川を下る。昔から神流川では夏になると地元の子供たちが路線バスでタイヤチューブを持って上流まで行き本流を下った遊びをしていました。昨今ではなかなかタイヤチューブが手に入らないのですが「神流の涼」では大小あわせて30個を用意しています。
 また、会場の神流川と平行して流れる支流、塩沢川では水深も浅く小川の遊びができ、自然の中でサワガニやカジカ・ヤマメ・ハヤなど川の生き物に触れることができます。

 そして、浅瀬ではイベント期間中に午前と午後に分け小学生以下を対象にマスが捕まえられる水辺や、岩場から飛び込みができるエリアなど川遊びの楽しさいっぱい。20畳ほどの川床があり休憩や食事処として暑さを凌いでいただけます。開催中の、土曜、日曜、お盆時期などには町の特産食材を使った郷土料理のお店や、名物の鮎の塩焼きなど料理も楽しんでいただけます。「神流の涼」は今年で4年を迎えます。来場者も初年度は2,000人、次年度は6,800人、そして昨年は8,600人と、県内外の皆様に知っていただき、春の鯉のぼり祭りと並び神流町を代表するイベントになりました。中山間の地域では、有名観光地なみに整備するのは難しいが、残された自然を活かして、活性化することは、まだまだあると感じます。今年の「神流の涼」は、7月20日から8月15日まで。是非みなさんも夏休み、家族と「神流の涼」で楽しい思い出をつくってみてはいかがでしょうか。

(広報『群馬自治』平成25年7月号掲載)