忙 中 閑 〜男子厨房に〜

赤 城 村  樺 澤  常 雄

この時期、毎日が鬱っとしい雨の日が続いたかと思うと,真夏のような日もある。こんな季節はついつい油断をしてしまい体調を崩しやすい時期でもある。夏本番を迎えようとするこんな時は、とかく気分的にもあまり晴れない日々が続く。
 財政改革と地方分権、とりわけ,地方への税源移譲は自治体が将来構想を描く上で最も重要である。三位一体の改革や本来の地方交付税制度における財政調整機能と財源保障機能の動向。いずれも不透明で理解しがたいのは私だけだろうか・・ 
 私の趣味は、何でも浅く広いがモットーで、釣りや家庭菜園等数だけは多いが秀でたものは何一つ無い、惹かれるものがあれば、即、趣味のリストに加えるのである。要するに「熱しやすくて・・・」なのだ。
 喧騒な毎日の生活の中、日ごろの鬱憤を晴らし、明日の鋭気を養うため、「麺打ち」に挑戦する。この時期は、冷やした手打ちのうどんやそばが最高だ。多少の知識とやる気があれば誰にでもできるし、インターネット上ではいろんなレシピが載っている。すごく拘ったのもあるから面白い。

 心配そうな妻の横目を気にしながら、誰にも手伝わせないですべて自分で作る。何も考えず夢中になって作る。
 麺はコシと喉ごしの良さが大事、そばは、薬味等を準備しておき、食べる直前に茹でるのがコツ。
 家族や友人にその蘊蓄を得意そうに話しながら一緒に食べる。心を癒される至福の時である。
 21世紀は、高齢化が進み、老若男女を問わず経験を活かし、知恵を出し合い協力し合う協働の社会である。年齢にとらわれず自らの責任と能力で自由に生き生きとした生活(エイジレス・ライフ)を送り、地域で社会参加活動を積極的に行っているグループも多い。
 「男子厨房に入らず」とは、過去の話、21世紀は大いに厨房に入るべし。そして、「忙中閑(趣味)アリ」確かずっと前にどこかで聞いた言葉である。

(広報『群馬自治』平成16年4月号掲載)